NeverSummer海技免状(ボート免許)の更新レポート

更新日 2006/08/17 木曜日

 ボート免許を取得してから約10年。2回目の更新時期を迎えました。免許を取得したボートライセンススクールより免許更新の案内が送付されましたので早速目を通してみると更新料は\12,000。この金額でも割引価格との事(通常は\15,000だとか・・・)でしたがちょっと高い気がしたのでいろいろと調べてみると出来る限り自分で更新手続きをすることで若干の手間はかかりますが半額以下で更新手続きが出来るようです。

 そこで、今回自分で行った免許更新を簡単にレポートにします。船舶免許の更新料金が高いと感じていらっしゃる方の参考になればと思います。


海技免状更新手続きレポート

 まずはじめに金銭的な負担が多少増えてでも手間のかからないほうが良いという方は手続きを第3者に依頼されることをお奨めします。

コスト比較  手続き手順  手続きを終えて  更新を控えている皆さんへ

コスト比較

 今回、コストを少しでも抑えるべく、海技免状を取得したボートライセンススクールでの更新手続きをお願いするのをやめて少しでも自分で手続きしました。
 まずは、その努力の結果(コストダウン)を見てくださいな。

ボートライセンススクールにお任せ 【今回】自分で講習申し込み後、届出。
更新手数料
 \12,000〜\15,000程度
更新講習料 ¥3,160
身体検査料  \730
収入印紙代 \1,500
写真代 \600程度
住民票 \300程度
講習の申込みを郵送でする場合
 \510 *現金書留郵送料
講習の申込みを郵送でする場合
 \500 *現金書留郵送料
新免状を自宅まで郵送希望の場合
 \300 *配達記録郵送料
更新手続きを郵送でする場合(運輸局宛)
 \860 *簡易書留(返信用含)
合計 \12,900〜16,710程度 合計 \6,290〜7,650程度

 

僕の場合は、費用は次のとおりでした。
財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会に支払った更新講習料\3,160+身体検査料\730。
写真は先日パスポート申請をしたばかりで余っていた写真を使いましたので写真代無し。
住民票¥300。
運輸局に更新の申請をした際に貼り付けする収入印紙\1,500を郵便局で購入。
合計\5,690。
 
もしボートライセンススクールに頼んでいると。
ボートライセンススクールに支払う更新手数料\12,000。住所(本籍)変更もありましたので追加料金\3,000。
住民票¥300。
申込み用紙ならびに新免状の.郵送代で\810。
合計\16,100。
 
1万円以上安く済みましたよ!!

 

手続き手順

   あらかじめ準備したもの:写真2枚(横3.5cm、たて4.5cm)、住民票1枚

1.更新講習の申込み
 
財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(http://www.jmra.or.jp/)にて更新講習実施日を確認の上、同ホームページ上で更新講習申込書をダウンロード。必要事項を記入して更新講習料・身体検査料\3,890とあわせて申し込み。僕の場合は住所(本籍)変更もありましたので住民票の写しも提出。

 *財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会に行く時間の無い方は現金書留にて手続き可能。僕の場合は、平日の空いた時間に財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会に行って手続きをしました。ちなみに住民票の写しを忘れてしまいましたが後日のFAXと言うことで対応していただけました。

2.更新講習の受講
 
申込みをした更新講習を受講ならびに簡単な身体検査。受講終了後、講習修了証明書・小型船舶操縦士身体検査証明書とあわせて運輸局での更新手続きに必要なその他の書類一式を頂く事が出来ました。
 時間は1時間半程度で終了でした。

3.収入印紙の購入
 
郵便局にて海技免状更新手続きに必要な収入印紙\1,500を購入。

4.更新申請
 近くの運輸局に(http://www.mlit.go.jp/)出向き、更新講習にて受領した講習修了証明書・小型船舶操縦士身体検査証明書ならびに海技免状、住民票、申請用紙(更新講習終了後に頂いたもの)を提出して5分ほど待って新海技免状を受領しました。
 なお、僕の場合は記入間違いが心配で申請用紙2通は運輸局現地にて職員の方の指導のもと記入をしました。

 *郵送での手続きも可能ですが簡易書留での発送と、返信用にも簡易書留封筒(切手\430貼付のこと)を同封してくださいとのことでした。

 

手続きを終えて

 思ったより簡単な手続きで海技免状の更新手続きが完了しました。コストがかなり抑えられましたし、ボートライセンススクールで受講した場合と同じように更新講習を受講することも出来ました。ちなみに大変だったのは、運輸局への申請を平日の空いた時間に自分で行ったのですが、名古屋の運輸局は法務局と同じ建物ですので駐車場だ一杯だったところと、更新講習を平日の夜にしたので結構ぎりぎりに会場入りした点でしょうか?この点については土曜日曜でも定期的に講習を実施されています。期限の1年前から講習は受講できますし都合の良いときに受講されると良いですよ。

 

更新を控えている皆さんへ

◎平日に時間の取れない方&運輸局・財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会が遠い方へ

 財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会への更新講習の申込み、運輸局への申請も郵送で可能ですが特に運輸局への申請の際には書類への記入は十分気をつけないと間違いがあるとかなり面倒なことになりそうです。
 ただ、更新講習終了後に財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会のスタッフの方に聞けば優しく教えてくれますよ。

 あと、送料はかかっちゃいます・・・。また運輸局への申請のみ海事代理士に依頼(運輸局への申請は本人もしくは海事代理士しか出来ません)も出来ますが結局ここで代理人に依頼をするとコスト的な魅力はなくなってしまいますね。

 

◎面倒なことがいやな方へ

 やっぱりボートライセンススクールに依頼するのがやぱり一番ですね。僕も最初の更新はこの形にしました。でも、更新講習に行くという手間は変わらないですし、スクールへの申込みと運輸局・財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会への申込みって結局一緒のことですから。

 

◎手続きのもっと詳細を知りたい方へ

 運輸局・財団法人日本海洋レジャー安全・振興協会(http://www.jmra.or.jp/)のホームページにとにかく詳しく手続き方法が掲載されています。電話だけでなく講習会場や事務所での対応も良かったですよ。

 

◎僕と同じような形での海技免状の更新を真剣に考えている方へ

 ホントに安く済みましたよぉ〜。これでライン&ルアー代がうきましたよ!
 ただ、やっぱり更新にあたっては皆さんご自身の責任で慎重に行ってくださいね。僕は一切責任負えませんので・・・・。


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連絡先:harenao@hotmail.com