だるま親方 釣行記 01年10月

VOL.47    10月29日掲載

 いや〜皆さん、しかし釣れまへんな〜。各社様とも、このバスも釣人が落とす金も減った市場で何とか搾取しようと懸命のようですが、最近の釣人は目が肥えて、ホンマにいいもんしか買いませんな〜。
 いやでもね、一昔前は「そんなんウソつけこのやろ〜」というような中々に壮大な宣伝がありました。まるで落合信彦か少年ジャンプ並の非現実な宣伝もあり、親方も騙されてせっせと金を落としたもんです。でもまあ皆さんそろそろ気付いてきたようですな〜。結局は腕ですよ〜、各言うわたしゃ〜一人前のアングラ〜になるのなんて、とっく〜〜の昔に諦めましたが。
 まあ今日もダメノスケ軍団で集まって最新タックルでも拝ましてもらうか。

 10月27日 ダメノスケ軍団本部
 まあ今日も皆様、タックル評論とバス談義を熱心にされています。親方は本音を言わせてもらえば、7割以上は場所で、そこそこの場所で初めて腕が生きると思いますが、今日のダメノスケ軍団の出撃場所は恐怖の琵琶湖南湖です。
 「何が恐怖かって?スレきっててまともなルアーじゃ釣れまへんよ」

 「おら〜 お前らシッカリ釣れよ〜、でないと親方コーナーという恐怖新聞にギャグのネタで載せてやるからな〜」

 ギャグのネタの為なら友人もためらわずに売り飛ばす親方ですが、あんのじょう皆様カスリもしません。ダメノスケ軍団一号の親方としては何とかイイカッコしたいんですが、風でルアーが飛びません。
 ここは一発ヘビキャロです。リグを結び代えている間に魚が回遊してきたのか皆さん竿が曲がります。
 ガーン、ガーン、ガーン、そして回遊は一瞬で終わりました。

 結局ボーズは親方だけです。 ククク。

だるま親方

 

VOL.46    10月14日掲載

 いや〜皆さんどないでっか?こないだ友人Mのランサーエボリューションと共に、文字どおり撃墜されてから、どうも親方はついていません。まあ実力不足と言われりゃそれまでですけどね。親方は親方なりに努力してるんですよ。例えば上級者にヒタスラ教えを乞うとかね(最近やりすぎて呆れられてますが)。
 でもまあ、上級者にばかり聞くのもなんですから地元の友人の溜まり場に顔をだしたんですよ〜。

 まあ〜あんのじょうタックル品評会にになっていましたが。まあ琵琶湖は岸からは壊滅的に釣れていないので、ド〜しても丘アングラ〜は釣りに行かず、丘で能書き大会になりますな〜。まともに釣れてね〜のに、テムジンや新型ステラを地眼になって探す熱い情熱には頭が下がる思いですが、その情熱を実釣に結びつければエ〜のにと思います。
 まあタックル論で盛り上がっていますが、50tカーボンだから魚が食いついてくれるわけでもないんですが、皆さん同じシリーズでズラっと揃えるのが好きなようで、親方のようなバーゲン品の多国籍軍は最も軽蔑される人種のようです。これでボートを持っていないんで、まるで爪先からてっぺんまでブランド品で固め、住まいがフロ無し4畳半便所は共同のようなアンバンスさですが本人が満足しているので別にいいでしょう。ついでに釣りに行く先が南湖か桂川ですから、ブランド品で身を固めダイエ〜の半額セールに行くようなもんです。

 10月14日、桂川
 1セット10万円の高級釣具に身をかため、15cmの魚を狙ってセコ釣りでは、どんな能書きも風俗で説教垂れる親父並の説得力のなさですが、ここまで来て能書き大会では親方はこいつらを日本人の民度を上げるために川に沈めてやろうかと本気で考えてしまいます、でも残念なことに水深が浅いので不可能です。

 さっきまでのチョーシならどんな状況でも魚を釣ってくれそうなもんですが皆さんカスリもしません。親方は3インチグラブでポツポツ釣れます。じゃんけん大会でゲットしたブザビーダで30cmぐらいのがヒットしたので、みんなにプラグを使うことを勧めます。
 みなさまメガバスのルアーを沢山持っているのでそれを使えばいいのに、まあ飾っとくもんなんですかね〜。親方はブザビーダーでもう一匹釣れました。

 ・・・・・・・・とその時。
 「すいません、そのルアー売って下さい」

 え〜かげんにせ〜よ。

だるま親方

 

VOL.45    10月6日掲載

 いや〜皆さんどないでっか?
 こないだね、親方の友人の自称リールチューナー(実質性能を下げて喜んでいる改悪ですが)がよせばいいのに遂に自分の車(ランサーエボリューション5、注:ローン60回払い)を改造したんですよ。
 シラフで**万円のホイールセットとオーリンズのダンパーを48回ローンで買うところは、正気とは思えませんが、本人は自慢したくて見に来いと言うんで、親方は見物に行きました。
 正直、見た感じは車高と共に知能指数まで下がった感じで、乗りごごちはリヤカーです。チョーシこいて、ヨイショ全開すると、山に走りに行って釣りに行こうと言うことになりました。

 日本には、技術もアフターも宇宙一のトヨタ自動車様がありますが、こういう走る棺桶を選択する人種の知能指数が車高に比例するように思えるのは親方の心が貧しいからでしょうか?
 登り坂でおばさんビッツ、親父のジムニーを全開で葬りさります。下りにさしかかった頃、後ろから速い車が煽ってきます。
 友人Mは「けっ。わしのランエボは350馬力じゃ〜」と鼻息全開ですが、後ろのMR−Sはコーナーで確実に詰めてきます。
 ・・・・・・とその時、友人Mのランサーエボリューション5(注:ローン60回)が道のキャッツアイを踏みつけ、ホイールが曲がってしまいました。

 無惨、残るは48回ローンと機械は人間の技量以上には仕事をしてくれないという教訓だけでした。 合唱。

 9月30日、ネバサマ杯
 今回は全開の大失態(たつきちさんは、それなりにまとめましたが親方は惨敗です)の教訓をいかし、完ぺきな作戦をたてました。
 その作戦とは、前回優勝のライス部長のところに行き、土下座全開で教えを乞います。そして、以前斎藤さんにどんな馬鹿でも釣れる方法を教えてもらったんで、ひたすらその方法を実戦します。トドメはたつきちさんに
 「釣らせてくれなきゃ釣行記でムチャクチャ書いてやる〜」
 と脅迫しました。たつきちさんは釣りは凄くうまく、マナーも最高レベルの人ですので、親方の非常識な要求にも嫌な顔をせずに同船させてくれました。

 早速スタートです。たつきちさん得意の西エリアに行くはずでしたが、琵琶湖は日本海のように荒れていたので、北エリアで釣りをすることにします。たつきちさんのスキーターは狂ったように速く、湖は凄まじく荒れていますが、恐いという感じはありません。操船者の腕でしょうが、このへんが友人Mのランエボ(注:ローン60回)と違うところです。

 最初のエリアでたつきちさんは早速一匹かけます。親方はカスリもしません。たつきちさんの指示どおりルアーを動かすと早速一匹ヒットしました。たつきちさんはさっさっとキーパーを揃えてしまいましたが、親方がひたすらもたもたしてるんで、たつきちさんは、いつまでもキーパーのエリアにつき合わされて、ビッグフィッシュ狙いに専念出来ません。
 親方がやっと3匹揃えたころには時間がかなり経過していました。まあ、この状況で3匹揃えられたのは、殆どたつきちさんのアドバイスのお蔭ですが(なんせ脅迫したから・・・)また前回に引き続きトップクラスの足を引っ張ってしまいました。
 たつきちさんはスピナーベイトでビッグフィッシュを狙いますが、貧乏神のお蔭で時間を浪費してしまい今回は実力が出せなかったようです。(誰のせいかって?親方が足をひっぱたのは自覚しとるがな)・・・・・・・・・・・・

 今回もジャンケンに全力を注ぎます。 むなしい。

だるま親方


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