| だるま親方 釣行記 ０１年１１月 |
ＶＯＬ．４９ 11月26日掲載
皆さん釣りに行ってます〜？親方は行ってますよ〜。でもね釣行記は書きません（書けないつ〜の）なぜなら、スカポンタンばかりだからです。
この間もね、ダメノスケ軍団に誘われて、某場所に行ったんですよ〜。「プラグでガンガン釣れるから」
今から思えばこの甘言はブービトラップであることを気付くべきでしたが。
到着するなり、軍団５号、ねずみ男制作予定のオリジナルルアーの能書きを死ぬほど聞かされ、親方はプラグ３個無くして終りでした。確かにガンガンきましたが、セコワームで、青議留が大量水揚げでした。このやろ〜。
こんなヤロ〜は日経で御馴染みの地獄の特訓１３日間で根性を叩きのめして欲しいと思います。
まあ、そお言う親方は理不尽講師をおちょくって退去処分をくらい、当然その後むっちゃ怒られたんですけどね。
結論、ど〜しょうもねえ奴は（親方）はど〜しょうもない。
１１月２４日、ダメノスケ軍団、ルアー制作をする。
これからオフシーズンになるので、ルアー制作をして、爆釣ルアーを制作しようという心意気は買いますが、なんと親方以外は実際に作ったことはなく皆様道具をもっていません。しかし皆様頭の中ではメガバスを凌ぐ凄いルアーの構想を持っているようです。
軍団３号の半魚人が誰にも言うなという条件で、画期的なオリジナルルアーの構想を教えてくれました。しかし親方は暴露します。
「おみゃ〜そりゃ只のファイヤ〜テ〜ルソニックだよ」
・・・・・・と喉元まで出かかりましたが、ヘドンの失敗策をチョッパして得意になっている半魚人君の能書きは笑えるので黙っておきましょう。ぜひテムジンにオリジナルルアーをぶら下げてノウハウを熱く語って欲しいもんです。親方は絶対に他人の振りでシカトかましますが。
さっそく材料を買いにホームセンタ〜にゴー。当然加工しやすいバルサ材を買います。
４号のドテチンがノウハウを語ります。ルアーを作ったことがないのにノウハウがあるんでしょか？まあ細かいことは気にしないでおきましょう。
「いや〜やっぱりね〜素材はバルサに限るよ、プラスチックとか他の木材でバルサの動きはだせないね〜。だから手作り高級プラグは全部バルサ製だよ。海外製のプラスチックはダメだよ〜。」
この発言に他のダメノスケも大きく頷きましたが、親方の経験からだと軽く浮力が有るために、キビキビ動き過ぎてスレたらシンドイし、バルサ製トッププラグの操作性は特殊ロッドの使用を要求するほど最悪です。日本の樹脂技術は世界トップですから、品質管理が真に日本流なら生産が外国製でもプラスチックで別に問題ないでしょう。
メーカがバルサを使用するのは加工しやすいのが理由のトップと思われますが、こんな奴らがいるから効果の疑わしいルアーでも、ぼったくりプライスで売ってんのか？と一人で納得してしまいました。
トドメにマニアのドテチンが
「サスペンドプラグじゃなくて、スロ〜シンキングかスロ〜フローティングの方が効果がある」
と言っていました。そりゃそうでしょう。メーカーも少しでも浮くか沈むかを許容すれば、不良率は極端に下がり、完全にサスペンドより品質管理は楽になります。いや〜ドテチン君、君はメーカーの広報担当だ。
いよいよルアー制作にかかりますが、親方はあほらしくなり、ホームセンターオリジナルの１００円ルアーを買って桂川に逃亡しました。１００円ルアーでもダメノスケ製より遥かにマシです。
後日、彼らがどんなルアーを制作するか楽しみです。
だるま親方
ＶＯＬ．４８ 11月18日掲載
皆さん、もうすぐ冬ですな〜。秋のシーズンも終わり、これから釣れね〜冬に突入です。ひと昔前は冬といえば岸からビッグバスのシーズンだったんですが、最近の琵琶湖は魚が減って、それ専門で狙っている奴も、ここ数年のあまりの釣れなさに遂にネをあげましたな〜。
まあ元々、一ヶ所でひたすら粘って、回遊を待つ根性ノミしか要求されない釣りなんで、魚が減ったらどうしょうもありまへんわ、しゃあない、この冬の買い出しにでも行くか。
１１月１８日 ダメノスケ軍団ショップ巡りをする。
今日はダメノスケ軍団でショップ巡りです。親方は普段は上州屋の特売コーナー専門ですので、恥ずかしながら、ルアー専門店というのは、あまり行ったことがありません。
待ち合わせ場所で、軍団２号のキツネ目の男がイプサムに乗ってきます。しかしね〜、イプサムは日本が世界に誇る宇宙一の技術を持ったトヨタ自動車様がファミリー用に作られた車ですが、車高を落とし、フィルムをはり、後ろにデッカク、メ＊バ＊のシールを張られては、頭のワリ〜ヤンキーにしか見えません。
この釣り場で出会う能書き全開ヤロ〜より恥ずかしい車で今日は一日ショップ巡りです。ついでにカラーはサーモンピンクです。（絶対ハッタリだた思うでしょうが実話です。親方もウソだと思って現実逃避したくなります。）
まず最初のショップは軍団３号の半魚人の顔が利くショップです。この半魚人君、普段は釣場ではあまり釣らないので大人しいんですが。ショップに入ると、まるで悪霊が取り付いたように豪快にノ〜ガキをほざき始めました。
親方は唖然となり、思わず助けて百太郎の世界ですが、半魚人はテムジンは今まで使った他の全ての竿を問題にしないほど凄いと大絶賛です。しかし親方は知っています。
半魚人のロッド歴は、ブルーダーしかないことを、思わず
「他の全ての竿を問題にしないじゃなくて“ブルーダーを問題にしない”の間違いじゃないの〜」
と喉元まで出かかりましたが、言うと半魚人に抹殺されそうなので黙っていました。
いや〜この店で半魚人君は神様です。なぜならテムジン３本買うのにどれほど金を落としたか、考えたくありませんが親方ならフツ〜に買える竿をいっぱい買います。
ふつ〜に考えりゃ工業製品なので、同じ価格帯なら、巨大資本のメーカーの方が有利なはずです。バスプロ設計の竿は割高ですが、プロのノウハウに金を払う部分があると思います。はたして桂川で１５cmを３本釣れば、大量水揚げの半魚人君は判っているんでしょうか？まあ判っているでしょう。なんせカタログ丸暗記男ですから。
次のショップは軍団４号のドテチン君の顔の店です。ドテチン君は２０年前なら多数生息したんですが、現在は絶滅寸前のアブマニアです。ついでに竿はメガ＊＊マニアです。このあまりに関連性のなさに精神分裂を感じずにはいられません。親方は特別病棟の医者の気持ちが少しは理解出来たような気がしました。
「いや〜新型ステラもよくなったんだけどね〜。まだアブのトータルバランスにはかてないよ〜」
親方は新型ステラは究極の性能と思いますが（別にシマノからお金を貰っているわけではありません）今時、トップマニア以外に実戦でアブの、それもスピニングを使う方がいるとは思いませんでした。
それにしてもステラ（くどいようですが貰っていません）を巻いて何も感じないドテチン君の神経は恐れいりました。
そんなこんなでショップ巡りをしたんですが、親方は知っています。結局彼らは始めから最後までDSをネチネチやるだけです。じゃあロッド一本でいいじゃない。それを言うと抹殺されるので、今回も親方は無口でした。
はあ〜ちかれた。
だるま親方