だるま親方 釣行記 02年07月

VOL.63    7月29日掲載

 みなさ〜〜ん、暑くてやってれませんな〜。今回は涼しく釣りをしたいので、少し変わった趣向で釣りに行きたいと思います。

 7月27日 某川、早朝

 ここは、鮎釣りで有名な川です。鮎が放流してあるだけあって、流れは速く水は綺麗です。こんなところにバスが居るかって?もう、こんな所しかスレてない場所はないんですよ。
 鮎士はそんなにいませんが、向こうは入漁料を払っての釣り、こちらは、ただですから遠慮して釣っていきます。水深50cmの所で、バズベイトを引いているので、遠くの鮎士は怪訝そうに見ていますが、早速ヒット、流れがある所の真夏の早朝は、バズベイトが最も有効なルアーです。25cm程度ですが、次々釣れて行きます。20匹釣ったところで終了。バスも鮎も食性は全く違いますが、いいポイントというのは意外と同じなので、ただで釣りをしている親方は、鮎士と揉める前にトットと撤退です。(別に違法じゃないんだけどね)、ドテチンとタマゴロ〜はボーズ、そりゃオマエ、こんなに早い流れで、ノーシンカーと軽量ダウンショットなんて釣りになんね〜よ。

 夕方より、野池で雷魚フィッシング。
 ここは、オープンウォータなので、雷魚ロッドは必要ありません、それでも、親方が、スコーピオンXT 1704FのPE30ポンド、タマゴロ〜は、マグナムにナイロン25ポンド、ドテチンがシャウラ1745Fにナイロン16ポンド・・・・・・・・・・シャウラ2681Fにナイロン4ポンド・・・・・・・・・・アホか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
 ナイロン4ポンドのおもちゃでメータオーバーが掛かったらどうするつもりでしょうか?
 ドテチンは、ドラッグを使ってやりとりすると、起きたまま寝ぼけてますが、二人して即やめさせます。
 ドテチンは「昨日雷魚の本を買って釣り方をマスターした」と寝言を言ってますが、そんなに短期間でマスター出来るのは、天才か、日ペンの美子ちゃんだけです。スピニングタックルを車に置いて行かせて釣り開始。

 いつもの如くスピナーベイトとラバージグで釣り開始、余談ですが、この二つのルアーはシーバスにも効果があります。バカバカは釣れませんが、スレに最も強いルアーでもあります。
 早速ヒット、70cmの巨体が激しくジャンプ、雷魚を釣ったことが無いドテチンは無言です。4ポンドラインじゃどうにもなりません。圧倒的なパワーの前では小技なぞ全てが無力です。ランディング後、ドテチンが無言でラインを25ポンドに巻き換えます。思いしったか〜〜。

 みなさ〜ん雷魚を釣るときはラインを太くしましょう、切れちゃったら、悔しいし、雷魚さんも迷惑です。

だるま親方

 

VOL.62    7月22日掲載

 みなさ〜ん、ネバサマ杯お疲れ様でした。親方はずっと仕事です。本日も仕事でしたが、ついに、ぶち切れて久々に釣具屋というところに行ってきました。まあ、こんなことでストレスを解消しないと釣りに行けない病は治りそうにありません。
 来週は雷魚を釣りに行きますが、今週は釣具屋を巡って憂さ晴らしです。・・・・・というわけで。

 7月14日、ダメの助軍団ボーナスツアー

 今回は、ドテチンの運転する。ハリアーで出撃です。ハリアーは、宇宙一の大トヨタ自動車様が御造りになられた、『ワイルド バット フォーマル』な車ですが、ドテチンが運転すると、野蛮かつ下品に見えます。だって、あんたどっから買ってきたのか、後ろにデッカク、スコーピオンって紅蠍マーク張ってんのよ。ついでにガラスはスモーク(もちろん違法)、この田舎の暴走族並のセンスにトヨタ自動車さまもマッツアオです。(客は車を選べますが、メーカは買い手を選べません)
 ドテチンがデストロイヤー様を全て売ってしまい。(性能はよかったけど皆使ってるから嫌だそうです)竿をどのシリーズで揃えるか検討中だそうです。(頼むからルーミスとシャウラにはしないでくれと心の中で祈りつつ)

 まず、最初の釣具屋です。親方は前から欲しかったスコーピオン1001を買いましたが、ドテチンは今度雷魚を釣りに行くので、ヘビーロッドを買うつもりです。シャウラ1745をお買い上げ、今までプレミアロッドを使っていたくせに、普通に買える竿にするとは、
 まあ、親方は思うんですが、メーカも結構イメージで竿を作っているようなところがありますな〜。トーナメントロッド、特殊ロッド、プロ専用と言ったって、結局、特殊な竿なんて、ラバージグ用のガチガチロッドと食込み重視のスピニングの二本ぐらい、後は程々の硬さの普通の竿です。今の日本製ならデザインと価格の競争でしょう。後はプロなんかの付加価値です。

 でもね、商品に付加価値をつけるのが暴走しすぎて、同じ性能の商品が低価格で買えるのに、その付加価値のみに数万円余分にお金を出す人が一昔前は相当いましたな〜。親方も高額な日本製商品を沢山見ましたが、メーカが特徴を出す為にわざと突飛な商品を作って、一般アングラーにはかえって使い難い商品も結構ありました、まあ買えない貧乏人の僻みですが。

 自動車のパーツメーカもスポーツサスペンションを作るとき、必要以上にガチガチにすることがあるそうです。なぜなら、足が硬くないと文句を言うアホな客がいるからだそうです。まあ、ダメノスケ軍団にも特殊ロッドを嬉しそうに見せびらかし、「俺はこんな特殊な竿を使いこなしてる〜」とメーカー広報のマインドコントロールかかっているアホタレがいましたが、本人が幸せだから、まあいいでしょう。

 次はいよいよ本命店に行きます。なんとルーミス50%オフ、その他不人気商品大放出。今の時代、メーカに拘らなきゃ良いモンが安く買えます。親方は本性を発揮して、必死に商品を選別します。その横でブルジョアのドテチンがGLXとシャウラのみを選んで選別していきます。後はタマゴロ〜が中古のインスパイヤーを必死に選別、店員はドテチンには好意的でしたが、親方とタマゴロ〜はまるで、高級デパートに迷い込んだ、ニコヨン(昔、日雇いのバイトをしてたのよ)のような目で店員に見られます。しかも親方が、定価2700円のハンドメイドルアーが300円で叩き売っているのを大量に買い物カゴに入れたとき、店員の軽蔑の眼差しは頂点に達しました。バカヤローこれでも(いちおう)客だぞ。

 ドテチンがGLXとシャウラ様を12万円分御買い上げて、店員は、 「さすが、お客様は良い物を選別なさる〜〜」 とミエミエのヨイショですが、親方とタマゴロ〜は、このアホの実態を知っているので、シラケつつ、 「悪い竿なんぞ無い、高い竿があるだけじゃ〜」 と怨嗟の一撃をくらわせます。

 しかし、最後に店員様が 「いや、いい物はやっぱ違いますよ〜」 最後にドテチンが 「いや、趣味の道具だから納得していいモンを使いたい」 と貧乏人にトドメをさされました。

 親方とタマゴロ〜は赤貧チルドレンです。おぼえとれよ来週の雷魚対決でメタメタにしたるからな〜〜。

だるま親方


だるま親方コーナーに戻る

連絡先:harenao@hotmail.com