だるま親方 釣行記 02年11月

VOL.66    11月18日掲載

 皆さん、お久しぶりで〜す。遂に(やっと?)首になったかというメールも少なからず頂きましたが、親方はまだゾンビのように生きて(しがみついて?)ます。釣行記を書こうにも貧乏、暇なしで10月は一回も釣りに行けず、悲惨な日々をすごしておりました。また、お堅いネバサマで唯一恥を撒き散らす厄介者として復活したいと思います。

 11月9日、某管理釣り場
 今回は管理釣り場へ挑戦です。メンバーは、フライの達人、ドルゲ魔人と能書きの達人、ドテチン先生と、ネバサマのゴミ、親方の三人で出撃です。

 でもあ〜た、管理釣り場って言ったてね、やっぱマス類はルアーに対する反応はバスよりは鈍いんですよ、だから管理釣り場でも下手すりゃボーズです。だから管理釣り場で晩のオカズを持って返りたっかったら下手糞は擬餌針で釣るなんぞ自殺行為、親方はいきなり、イクラ攻撃です。
 しかし、ドテチン先生は昨日買ったばかりのフライロッド、フライはドルゲ魔人の管理釣り場スペシャルのマスゲルゲ(ど〜見てもロイヤルコーチマンのストリーマのパチモン)ですが、練習もせずにいきなり魚を釣るのは無理と言うもの、親方が諭すと。
 「なんせ俺は先生だかんな〜わはははは」(親方注、登録するまで先生じゃないだろ)試験に合格すんのと釣りの腕は全く関係ない気がしますが親方は知っています。ドテチン先生は、親方と同じ市内馬鹿高校出身で田中さんでおなじみのノーベル賞がありますが、試験の時にダイナマイトの発明者は誰か?という問いに対して、ダイナマイト博士と答え、高校時代のアダ名が、Drダイナマイトです。親方はマンションを買うほど金持ちじゃないですが、絶対にこんな奴に、登記業務や自己破産(こっちは関係ありそ〜)を頼まね〜ぞと硬く心に誓いました。

 早速釣り開始、ドルゲ魔人が早速ヒット、次々に釣って行きます。周りの釣り人は唖然となっています。親方は、ドルゲ魔人五匹に対して一匹の割合、ドテチン先生はキャストが出来ないので当然ノーヒットです。管理釣り場は一通り釣り終わると、空しい釣れない時間がやってきますが、まあ3匹釣ったからよしとすっか。ドルゲ魔人18匹、ドテチン先生はゼロです。ざま〜みさらせ。

 しかしドルゲ魔人が秘密兵器、イクラゲルゲをドテチン先生に渡します。「このフライなら飛ばさなくていいから」とドルゲ魔人が慰めます。イクラのフライなぞ、本物のイクラに敵うものか!!!!親方はタカをくくっています。
・・・・・がしかし。なんと入れ食い。周りの客ばかりか親方までもこれには唖然。ドテチン先生の馬鹿笑い、なんと今日フライを始めたばかりなのに周りの客にまでアドバイス。

 帰りの車の中、分かっていたはずなのに「よく出来た偽物は本物を圧倒する」というドルゲ魔人の言葉がこだまのように響いていました。

だるま親方


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