だるま親方 釣行記 03年03月

VOL.70    3月31日掲載

 皆さん遂にというか条例が施行されます。まあ、最初の段階では罰則無しということですが、このまま何年かしたら、なし崩し的に罰金が付け加えられるのは明らかです。条例でも最高百万円までつけれれますし、そこまでいかんでも過料で罰金5万円以下とかは充分考えれれます。
 ただ親方が矛盾に思うのは、滋賀県としては、広い意味でも観光収入、バサーが落とす金はかなりの金額になるので、このまま来てもらいたいというのが大いに矛盾を感じるところです。
 地元住民の収入と迷惑(ゴミ、騒音等)を天秤にかけて作った妥協策という感じが如何にもしますが、バサーとしては納得いかないところです。実際に過料が課されても完全なザル法になることは火を見るより明らかですが、公けなイベントというのは出来なくなります。世間一般では、皆ブラックバスなんぞに興味がないので、イメージでは凶暴な外来魚が在来種を食荒らし、ガラの悪いチンピラ釣り師が検討ハズレな文句を言っているように取り上げられることもあり、親方も不快な思いを少なからずしましたが、実際はどうなんでしょう。

 あくまで個人的には、騒ぎすぎると返って冷静に物事を見れなくなるので、リリース禁止条例でもなんでも施行されて、釣り人がこなくなると、滋賀県がバスの依存度が如何に高かったか判る気がするんですが。
 まあ、私個人も謝った判断はしょっちゅうですし、考え方も誰が、どれが正しいのか判断しかねる状況です。皆さんも自分の意見を考えて下さい。釣りをしていて釣った魚を駆除するということに、どれだけの整合性があるのか知りませんが、実際に行うとなると相当な不快感を伴うのは間違いありません。

 ただ、親方が一番おもしろくないのは、バスで散々儲けた企業なり、個人が一部を除いて知らんふりを決め込んでいることです。

 3月28日 総統D主催 ダメノスケ軍団 春の深夜釣り大会 琵琶湖

 参加選手
 
だるま親方 カーペンター甚十朗 コック伊魔平 ミッキー蛇山 金仮面 タマゴロー ねずみ男 代書屋ドテチン

 リリース禁止条例前の身内最後の釣り大会です。3匹長寸、参加費用は、各自のガラクタ釣具持ち寄りプラスαと、不景気の影響で涙を誘いますが、優勝目指してがんばります。

 まず、超ロングキャストで、バイブレーションで探っていきます。当然のことながら、ハードベイトに反応する甘い奴はいません。車が置けて、アクセスがいい釣り場は、ほとんど足元は、洒落になんないぐらいスレてるので、手前は捨てます。ヘビキャロで超ロングキャスト、限界近い超スローで引きます。
 ・・・・・・1時間後、やっとヒット、38cmのバスでした。な〜んか、久しぶりにマトモな魚を釣ったような。でも、手前は魚がスレてるはずなのに、コック伊魔平があっさり、リミット達成、平均20cmですが、大ピンチです。う〜む、小さいことをコツコツやんのは親方が一番苦手とするところで、夏休みの宿題も最後の3日で一発逆転(それまでなんもやってない)を身上とする親方は、一発博打にでます。残一時間、ジャンボグラブのジグヘッドをひたすらリーリング。タマゴロー、金仮面は地道にリミットを揃え、親方は更に苦しくなります。

 ううう、負けられん。どうしても優勝商品のバリウス(中古)が欲しい。せっかく、古本市場で参加費を捻り出してきたんじゃ〜、負けられん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その時、ヒット、そこそこデカイ、やった〜39cmある。タイムアップしましたが。ぎりぎり優勝。

 優勝です。(ネバサマ杯では何時も下から数えてですが)その後釣りをしましたが、なんと手前の魚は、今日に限ってライトリグにアッサリ反応します(初めから気がついてれば)。まあ、読み違えたけど商品貰ったし、よしとすっか。

だるま親方


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