| だるま親方 釣行記 ０４年０５月 |
ＶＯＬ．７８ 5月10日掲載
緊急スペシャルUFO極秘ファイル 矢追純一
「やるから読め！！！！」
やるから読めと言われても、対応に困りまんがな。ｂｙ親方
友人が口からバッチイ唾を吐きつつ興奮してまくしたてます。
「俺、琵琶湖で夜釣りしてると、空に何回も光る物体を見たんだ。やっぱ宇宙人はいるよ」
空の光る物体を即、宇宙人と決め付けるのは、超短絡的な思考と思いますが、親方は、心がやさしい
のと、釣行記のネタになるので、笑いをこらえつつ耳を傾けます。
「宇宙人は人間を誘拐して遺伝子操作の研究をしてるんだ。」
・・・・・・・光の速さを超えられる円盤を発明出来るテクノロジーを持つ奴が、今の人間の技術力でも十分可能な程度の低い研究をしないと思いますが、それを言うと話が続かないので黙って聞いています。
「信じてないな〜おまい、じゃあ、今日はUFOを見に行くぞ！！！」
５月２日琵琶湖 なぜか、UFO見学ツアー
メキシコの空軍基地でなく、なぜか、琵琶湖西部ですが、一ヶ月ぶりの休みを、こんなあほなことに付き合わされる我が身の情けなさよ。行く途中で例の本を読みますが、極秘ファイルがコンビニで、３６２円＋消費税で販売しているというのが、涙を誘います。
内容が内容なだけに読むのが大変苦痛ですが、親方は学生時代、数学がハクション大魔王並みに苦手でしたが、数学の教科書並みに読むのが苦痛でした。しかも周りはシャレにならない超大渋滞。この世に地獄があるとすれば、この状況がまさに・・・・・・・。
「この峠さ〜、おばあさんの幽霊でるんやぞ」・・・・・・。
ＵＦＯと幽霊、この相容れない二者が共存する、ホラーの幕の内弁当のような学研の某雑誌を思い出しますが、この上ムー大陸の話題まで出たら、小学校低学年しか騙せない。なんとかスペシャルの世界です。あ〜〜〜くるんじゃなかった。
なんと、三時間かかって琵琶湖に到着、途中で給油しますが、ＲＸ−７の燃費はリッター２キロ、・・・・・・なんでロータリーエンジンが滅びたか身をもって判った気がしました。しかもね、渋滞したらセブンはエアコンかけれんのよ。
早速釣り開始、皆様葦際を狙っていますのでオーソドックスにラバジを打っていきます。ネバサマの皆様は皆、爆釣なんで当然親方も・・・・・・・・・・。
２時間経過
かっかカスリもせんわ〜〜〜〜。
結局、ＵＦＯは見れず、往復７時間、車を運転してただけ。寝てりゃよかった。
だるま親方