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NeverSummerスクイッド

■2006年07月31日(月)  裏合宿一日目
7/29 AM4:30...


「プルルルル...プルルルル...」


ハッ!!!(|| ゚Д゚)


ボク
「もしもし!スミマセン!途中で落ちてました!汗」



Stormさん
「今何処です?近江八幡のコンビニ?塾長もまだなんですが、電話が繋がらなくて...」



「掛けてみます!ちょい待っててください!」



「プルルルル...もしもし?おはようございます!今何処です?」



裏BOSS塾長
「えー、ただ今彦根城の横です。そちらへ全力で向かってます(滝汗」



「あ、無理しないでゆっくり来てください、僕はその少し前ですから汗」



と、掲示板で宣言していたにも関わらずいきなり魔物に負けてしまった2人。波乱を予感させるネバサマ合宿2006のスタートです(Stormさんゴメンナサイ)

管理人さんが多忙不在の為、今回初日は上記の3人。そう、今回の合宿は「裏BOSS塾」なんです。と、言う事なんでタックルはベイトオンリーの


漢(おとこ)の釣り


ライトリグは一切捨てての合宿です。

さて、最初のポイントに直行します。当然使用ルアーはキンクー13インチ!でも、かなり見慣れてきたんで、全然普通に使えます(笑)。と、いきなりのバイト!が、離しちゃいました。
ウム、これは行けるか?と思いますがここからが長い修行の始まり。
セカンドポイントで塾長は1本子バスを揚げますが、何かオカシイ。全くのノーカンジ。色々移動しつつテキサスを投げまくりますが、たまに塾長が子バスを釣るのみ。しかも、そのサイズなのに連発しない。

おかげでまったりモードに突入...





最近の琵琶湖ですが、一時期水位が+70cm以上も急上昇。そこから一気に大放水で湖流が強すぎ、しかも冷たい北の水が南湖に流れ込み、湖底の細かいチリを巻き上げ水が悪い。
つまり総合的にオーマイガーな状況なんです。

塾長お勧めのアッチ〜ポイントも全く食わない状況でして、一体何をどうしたらの状況が続きます。
とりあえずボディーウォーターがらみの場所に行きまして、色々試しますが、ここでも塾長が子バスのみ。塾長もさすがに凹んできました。

ここでブレイクタイム。「きっちんれいく」さんに寄って昼食タイム。まったりしているとみるみる雲行きが怪しくなり突然の大雨。ちょうどイイタイミングでした。この雨で状況が変わってくれるとイイのですが...。

ここで乗船しようとしたら裏BOSS塾長のお師匠様でもあり、超有名ガイドでもあるFさん登場。Fさん曰く、

「今は厳しいよ〜。釣るとしたら○○○へ行って○○○で○○〜って誘うぐらいしかないで〜笑」

って事(お仕事のネタを明かす訳には行かないのでフセ字です)うーん、スーパーガイドでもかなり厳しそうなんで、しょうがないかーと思いつつ、Fさんお勧めのポイントへ取り合えず入ってみます。

ポイント到着。と、いきなり塾長40UPヒット!さすがFガイドさん、おっしゃる通り!スゴイっす!そしてここから塾長の
面目躍如。釣るわ釣るわのラッシュ状態!あっと言う間にグッドサイズを揃えまして、塾長曰く

「判った!見えた!」

との事。どうやら今の状況のバスに口を使わせる方法がわかったそうです。そしてその塾長、あまりに神経が研ぎ澄まされたようで





こんな魚もHIT(笑)


Stormさんもグッドサイズを揚げる事が出来ましたが、ボクはと言うとコレが笑えるほど全くアタリ無し。わからん。
なぜ釣れないのかさっぱり不明です。腕が悪いからと言うのは当然で簡単ですが、何がこの差なのか突き詰めて行かないと先が見えません。取り合えず夕刻にもなり撤収です。






☆一日目のおさらい☆

完全試合です。言い訳も何もありません(泣)。3人で話していたのは「リズム」について。例えばフォールさせる「間」、ステイする「間」、アクションの付け方などなど。釣れる人はそのリズムが今のバスに合っているって事が考えられます。
ちなみに夜のお食事会&勉強会をFガイドさん、Kガイドさんとお友達、裏BOSS塾長、翌日予定のバックリさん、そしてボク、と6人で行きましたが、そこでFさんが言ってたのはやっぱり「リズム」。釣れないリズムの人は釣れてる人と同じ事をしても全くダメな時はダメなそうで、Fさんも今は釣れないリズムだそうです。(ちなみにお客さんは釣ってます)
しかし...まーヘタクソっすね!寝ずに頑張ったご褒美はあるんでしょうか?次回2日目です。
  • Kazuki(2006/08/01 14:32)
    モザイクの下に興味心身です!!一つご質問をさせていただいてもよろしいでしょうか?マサシさんの「一時期水位が+70cm以上も急上昇。そこから一気に大放水で湖流が強すぎ、しかも冷たい北の水が南湖に流れ込み、湖底の細かいチリを巻き上げ水が悪い。」この固定の細かいチリが巻き上げられる原理を教えてください!!
  • マサシ(2006/08/01 18:36)
    >Kazukiくん
    モザイクの下?放送禁止です笑 まぁ大したネタではないんですが、塾長に直接聞いてみて下さい。ちょっとワケありで書けません〜笑

    さて、水が悪い件ですが、ボクの推測なんですけど、ターンオーバーみたいな現象だと思います。降った雨は結構大量で冷たく、表層の暖かい水が底の冷たい水とサンドイッチ状態になって、冷たい水は下に行きたがるし、暖かい水は下に行きたがる。そこに北からの冷水が勢い良く流れ込んできたもんだから、一気に攪拌されて底近辺のゴミやらドロやらが舞い上がってしまったんじゃないかな?と思います。こんなトコでどうでしょう?
  • Kazuki(2006/08/02 02:34)
    >>マサシさん
    ありがとうございます!謎が解けました☆

■2006年07月24日(月)  キープキャスト!
先日の事でした。


夜寝れなかったんです。でね、寝れない時に良くやる事がありまして。何だと思います?
それはね、ブログの前フリを考える事です(笑)

その日も蚊の襲来に悩まされ、寝れなかったんです。それで、何時ものように考えていたんですが、ヒサビサに「コレは行ける!」って前フリが考えれたんです!

そんな素晴らしい出来のが浮かんだ時は物凄く嬉しくて。でね、いつもそう言う文章は忘れると行けないからPCを立ち上げてメモしたり、携帯から自分宛にメールしたりするんです。でもね、この時はあまりの出来の良さに


「コイツは絶対に忘れることはないな!完璧だ!」


と思ったんです。


「よし、んじゃおさらいしよう。まず出だしは...で、真ん中にこんな文を挟んで....落ちはこんな感じ...で..こ.う...Zzzzzzzzz...」




自分が落ちました(痛)



そして朝起きたら



完全に覚えてませんでした
(大泣)




策士策に溺れる。こんにちは。陸上でも溺れるカナヅチ@スクイッド・マサシです。


さて、またもや琵琶湖に行ってきました。今回は裏BOSS塾長のご好意でカラリンさんとご一緒です。
AM3:00に岐阜県某所に集合、塾長の安全運転で一気に南へ。途中塾長が「アカン...でれー眠い...魔物に襲われそう...」と、とっても不安な事を言ってますが、夜が開け切らぬ前に無事ご到着。

早速塾長お勧めのアッチィ〜ポイントへ急行いたします。ところが第一ポイントはスカ。
近くの第二ポイントへ移動。全員テキサスを使用して探って行きますと、カラリンさんが「う?あ?んー?いや...」とワケのわからない言葉を呟いています。何かに憑り付かれたか?と思っていますと船際でアワセ!お魚でした(笑)48cm程のグッドサイズ!


続いて裏BOSS塾長が「お、キタ!」と言ってアワセの動作に入りますが...



送る...



送る...



送る.......

そして



「ムンッ!」

アワせた!!!


一気に寄せますが、バスがトンでもないパワーで持って行きます!耐える塾長!ウィードに潜られますが、そこは百戦錬磨の塾長!20ポンドのラインを信じ、フルパワーで引きずり出します!
そしてカラリンさんがネットィイイイ〜ン!





58.5cmの3キロオーバー!デカイです!

そして見てください。妙に送り込むな〜と思っていたら、使用ワームがキンクーの
13インチ!(驚)

そしてさらに塾長は同じワームで45クラスを1本追加!いや〜13インチって釣れるんですね!(笑)



と、ここまでは良かったんですが、ここから延々ノーバイト。ここんとこの大雨で琵琶湖の水位が1mほど一気に上昇。塾長お勧めの他のポイントもウィードが無くなっていたりして壊滅状態(泣)
そして塾長に魔物が襲って来てオヤスミナサイ。一時間後ボクにもお馴染みの魔物が襲って来てダブルノックダウン。人間フィッシングマシーンのカラリンさんが独りでキープキャスト。

塾長が寝てから3時間後、ボクが寝てから2時間後に二人同時に起きました。しかしカラリンさんは僕らが爆睡してた最中も相変わらずキープキャスト(驚)。と、ここで寝ていた為、不在着信になっていたStormさんにお電話。
状況をお話していたら、カラリンさん「うわ!魚だ!」と船の手前でヒット!またもや一気に巻き上げ(笑)。野尻と違って今回は逃しません。







無事ランディング。52cmのグッドサイズ!


いや〜、キープキャストの賜物です。人間努力が肝心ですね。お見事でした!


この後ですが、アチコチ移動するものの、全くノー感じ。アングラーズインで休憩後も塾長は魔物と戯れ、ボクも同じくイッてしまい、一体何しに琵琶湖に行ったんだか...汗
水没した真野の一文字テトラに驚きながら帰着となりました。








☆今回のおさらい☆

さすが塾長です。釣りしていた時間は恐らく2時間くらい(笑)ですが、短い時間に結果を出すその知識と才能は琵琶湖より深く広いです。完璧です。
そしてカラリンさん。本人は謙遜していますが、とにかくあの疲れを知らぬキープキャストのスタイル。そして塾長から色々吸収しようとするその姿勢。うーん、素晴らしい!見習わなければならないですね。
ボク?ボクですか?それがその全くまるでダメ太郎でして(泣)と、言うか当然なんです。釣ってないのに寝るのもそうですが、最近全く「絶対釣らなければ!」と言うモチベーションが沸いて来ないんです。
雷魚遠征でもそうでしたが、釣れなければ「また来ればいいや」と思っていたりしてますからね。コレがいけないんです。雷魚の時のI氏とマ〜シュさんは妻帯者なんで時間と、そしてヤラシイ話で申し訳ないですが、金銭的な面でも「ここまで来てボウズで帰れん!」と言う気迫と根性が座ってます。今回のカラリンさんもそうです。ボクは時間には余裕があり、何時でも来れるからまぁいいやって事で腑抜けになってますね。こんな人間に釣れたらバチが当たります。

本日のオマケ

キープキャストは良いけれど...





飲まれ癖は治しましょ(笑)
  • Kazuki(2006/07/24 10:04)
    ブログの前フリをそんなに考えているとは知りませんでした!!流石です。!。
  • からりん(2006/07/24 22:15)
    お疲れ様でしたッ!
    あの日はいろいろ教えて頂きありがとうございました。かなり勉強になりました。よろしければ、またいろいろ教えてくださーい♪

    ところでいつの間に撮ったんですか〜?(^_^; 飲まれ癖治します(笑)
  • マサシ(2006/07/25 00:34)
    >Kazukiくん
    いや〜、この努力を釣りにも向ければいいのにね〜笑
    最近はもっぱらプレスアングラーです汗

    >からりんさん
    お疲れさんでしたー。いや、僕が教えれることなんて全くないっすよ汗 塾長がおっしゃっている事が全てです。
    ちなみに「シャッターチャンスを逃さない」ってのは管理人さんから学びました(爆)
  • 裏B(2006/07/26 02:14)
    お疲れ様でしたぁぁぁ♪
    いやぁ本当によく寝た一日でした。ある意味琵琶湖記録かも!?キンクーはアッチィですね☆しばらくコレばっかになりそうですw最初の前フリ最高です笑”
  • マサシ(2006/07/26 18:06)
    >裏BOSS塾長
    「今日は釣って貰う!」って言われてたのに寝てしまってスミマセン汗 次回こそはユンケルでも点滴してキープキャスト!を心がけます!

    PS:「SE」最強です。ツマランけど負けナシ!笑

■2006年07月17日(月)  大遠足
7月15日、AM2:30。スクイッドは「出る前に電話します」 と前日に言っていた某管理人から電話が来ない事に軽く不安と目まいを感じつつ、集合時点となる自分の会社へと国道19号を西へと向かっていた。

AM2:45会社到着。自分の会社を集合地点にした手前、一番に着いてメンバーを待ち受けなければならないと思っていた。



しかし...




ん?



この見慣れた車は...





「部長!おはようございます!」


と、言う事で、一番乗りは逃しましたが、ボクを含め総勢9名による企画、名づけて

「大遠足!野尻は帰り道に気をつけて」

に行って来ましたー!

さてさて、今回はとある方のご好意により、大トヨタ自動車様の豪華な大型護送車をご用意頂き、道中はそりゃ楽しい事楽しい事(笑)。行きは魔物に取り付かれず完璧に起きてました。

現地到着。「野尻湖マリーナ」さんより出船です。クジ引きをした結果、組み合わせは以下の通りに。


「たつきち船長+ヤッスーさん」

「ライス部長+Stormさん」

「裏BOSS塾長+バッくり師匠」

「カラリンさん+マサシ」

そして、野尻初釣行なのにクジ運の悪さで取り残された「MOGUさん」が一人で出撃となりました。

出撃の時点で天候は曇り。皆さん東岸へ走りますが、天邪鬼なボクはカラリンさんが何も知らないことをいい事に誰も浮いてない西へ走ります。釣り始めたら雨がパラパラと。「あぁやっぱり泣」って事でレインウェアーを着込み、DSを試します。と、いきなりバイト!が寄せてくる途中でバレ(泣)。

バラシの後はアタリ無し。で、移動。湖の最奥のワンドに向かうとガイドコンビが浮いてます。お話しながらやっているとカラリンヒット!チラっと見えた魚体は楽に40UP!が、ここでカラリン、異常なスピードで寄せます(驚)。慌ててネットを用意!が!

カ、カラリン!チョ...チョット!チョット!

チョット待ってー!!




ぷちっ...



本人曰く、「3ポンドラインを過信していた」ようでって...いや、ありゃ5でもやべーよ(笑)


移動です。取り合えず一本獲りたいんで、島方面へ。周りはタマに釣れています。んー、結構良さげなんで、独りでロンリーなMOGUさんに「良さげですよー」と電話。こっちに向かうそうです。

ここでまたもやカラリンヒット!






お見事!初スモールです!

興奮冷めやらぬウチにボクにもヒット!





初40UPです!(嬉)



そしてその時MOGUさんは...




(真っ白に燃え尽きようとしている貧乏くじを引いた哀れなMOGUさん)



取り合えず40も釣れたしー、色々試したり移動したりしますが、完全のノー。
こうなったら、スクイッドらしくネタを作るしかない!って事で秘密兵器登場。


「メジャークラフト・トリプルクロス+PE0.8号」

このエギングロッドにラバージグを装着!
コイツで釣ったらとりあえず笑える!


エギをシャクル要領で、シャクリ幅を低く、そして鋭く。シャクってフォール。そしてステイ。
あーエギングロッドってなんか落ち着く〜と、思っていると


ゴン!


げげ!マジでヒットしやがった!(驚)




うおーひくやんけー!



が、バレました(泣)


「おそらく世界初!野尻でエギングロッドにてスモールゲット!」にはなりませんでしたが、次回の宿題になりました(笑)

この後もシャクリ続けるものの、野尻のバスはネタ提供をするのがイヤみたいで(笑)帰着時間に。ところが!DSをドラッギングしてたら



ゴン!ぐーん!


うぉー!コレがウワサのドラマ魚かー!やったぜとーちゃん!逆転ホームランだ!!!!

ん?



んんん?




20M先で慌てる釣り人が一人...


スンマセン。ただのオマツリでした(泣)。


☆今回のおさらい☆
楽しい!!楽しすぎです!やっぱ野尻は皆でレジャーに行くトコですね!んで、肝心の釣果ですが、9人で総計44匹ほど。裏サマ杯の優勝盾はこの人に。





バックり師匠は一人で13本くらい釣ったそうです(驚)。まぁ、例え通ってなくてもこの釣果。やっぱここのメンバーはスゴイですわ。ボクなんかお遊び気分であっちこっち行ってましたが、バックりさんや船長さんなんかはきっちりパターンにハメようとしてますもん。情報に囚われずに己の経験と腕を信じて結果を出す。お見事でした!
あ、そうそう、名誉の為に書いておきますが、ちなみにMOGUさんも船団の中で見事に2本釣ってました。初スモールおめでとうございました。





オマケ


当日の天気。曇りのち雨のち豪雨のち晴れ酷暑のち暴風のち雨時々くもり後...



スゲー霧!



船長ぉおおおおおお〜(泣)
  • 裏B(2006/07/18 07:16)
    お疲れ様でしたぁぁ〜♪魔物は恐ろしいですね〜
    野尻はキライです 泣”アイツめ…逃げやがって!
    (寝てる僕が悪いんですけどね…)
  • からりん(2006/07/18 16:06)
    お疲れ様でしたー。
    あの3ポンドラインは、超高速スピードでも耐えれると思ったのですが…(爆)
  • ライス(2006/07/18 21:02)
    ゆっ油断したぁ〜。いつの間にぃ。おそるべすぃNS軍団・・・。
  • バックリ(2006/07/18 22:31)
    エギングロッドのファイトシーンがイ・ケ・テ・マ・ス!
  • やっすー(2006/07/19 06:35)
    MOGUさんの哀愁漂う後姿。ス・テ・キ
    そう言えば、お電話するのをスッカリ忘れておりました。ゴメンナサイ。
  • Storm(2006/07/19 22:54)
    やっぱ船長はんは外しませんでしたね!!笑)
    真っ白じゃん!!!驚)
    これで僕らは無罪放免なはず・・です。
  • マサシ(2006/07/19 23:17)
    >裏BOSS塾長
    魔物に取り憑かれたマジもんを見たかったですわ〜笑
    いやー実はですね、「あー跳ねてる〜。脱走しそうだな〜」ってくらい「間」があったんすよ。カラリンと二人で固まってました爆 スンマヘーン^^;

    >カラリンさん
    お疲れさんでしたー。色々なトコ引っ張りまわして申し訳ないです^^; でも良かったですねー!僕なんて初スモールは極少サイズ2本でしたもん笑。

    >ライス部長
    ヘッヘッヘー!気付かなかったでしょ?笑 最近、ブログのおかげでシャッターチャンスを逃さないようになりました笑

    >バックリ大先生
    お見事!も〜ホンとにスゴイお方ですねぇ。ファイトシーンはイケテルでしょ?カラリンがエエ仕事してくれました笑

    >ヤッスーさん
    電話がないのでちょっと心配でしたが、多分塾長が叩き起こすだろうと...笑 来年は「裏BOSSジュニア」の前で記念撮影しましょ!爆

    >Stormさん
    ケガをしてても釣りますねー!今回は収穫が多かったです。「なんとなく」ですが掴めてきました。バラシの多さが課題ですね。
    天気はノーコメントで笑

■2006年07月14日(金)  第三部【そしてまた来年!】
さて、続きです。今回は前フリ無しでどーぞ笑





雷魚をリリース後マ〜シュさんが俺に一言。

「さっき、Iさん独り言で『絶対釣ってやる』って言ってましたよね。すごい集中してましたよ。」

そんなことを言ったのか、自分ではまったく記憶になかった。きっと自分でも知らないうちにかなり追い込まれていたのだろう。でも今は「さぁ釣ってくれ」とマ〜シュさんやマサシ氏に言えるほど精神的に開放された。

時刻は14:00、ストップフィッシングになるであろう18:30までまだ四時間半ある。その時間帯で一人釣れたことにより三人とも釣って帰れる可能性が高くなってきた。俺は少々遠慮気味に二人のキャストを見守り、さらには自分が何をどう考えてフロッグを選びアクションをつけたのかも二人に伝えた。しかしその後一本も捕れないまま時間だけが無常に過ぎて行った。

16:30、俺が釣ってから二時間半あまりが経過しいまだマサシ氏とマ〜シュさんは釣果無し。二人の口からは「小さくてもいいから釣れないかな」という弱気な言葉。この言葉に俺は桃池の存在を思い出した。非常に小規模な池ではあったが去年30cm程の雷魚を一本捕った池がある。池の規模が小さいため攻め所も限定され結果が出るのは早いはず。

マサシ氏に桃池のことを話してみたがもうすぐ夕方のゴールデンタイムというこの時間帯に今更移動など・・・というようなネガティブな返事が帰ってきた。それでも一応・・・と思いカーナビで桃池までの移動時間を確認してみるとなんと15分で行けるではないか。もし桃池で空振っても結果が出るのが早い池なだけにロスタイムは一時間程度か。今から移動すれば最悪でも18時前には連発池に戻り最後の勝負をかけられる。

それを聞いてマサシ氏が

「マ〜シュさん、移動します!」

と、即決。その一声で全員車に乗り込み一路桃池へ。到着してみると桃池に去年の面影は無かった。

完全にオープンウォーター(痛)

落ち込む暇は無い。すぐにUターンし連発池へ。17:20連発池へ到着。途中車の中でウトウトしていたマ〜シュさんの気力は回復しただろうか。思えばこの二日間誰よりも竿を振ったのはマ〜シュさんだった。初日俺とマサシ氏が車で寝ていても、二日目の午後マサシ氏が寝ていても必ずマ〜シュさんは池に向かっていた。

是非釣って欲しい。ここまで来たのだからなんとか○○県の雷魚を釣って欲しい。ドラマ魚が、BigBiteが欲しいのだ。そんな思いが通じたのかそこからマ〜シュ劇場の幕が開くこととなった。俺は二人にエールを送る意味で携帯に入っているブリトニー・スピアーズのオーバー・プロテクテッドをフルボリュームで鳴り響かせた。

左からマ〜シュさん、マサシ氏、俺の順に並び



投げる!投げる!!投げる!!!


そしてマサシ氏のフロッグにアタック。俺のフロッグにもアタック。雷魚の活性は今まさに上がってきている。マ〜シュさん一人乗り遅れたか。しかし数分後、「バホッ」という捕食音に振り向くと今まさにアワセを入れようとしているマ〜シュさんの姿があった。『すっぽ抜けるな』俺はそう心の中で念じていた。次の瞬間大きくアワセを入れたマ〜シュさんのクリークシューターが重量感に曲がった。



『アクション!!』
(by釣りビジョン・BigBite)



俺はマ〜シュさんの中に菊元を見た!(謎)渾身の力を振り絞り暴れる雷魚を強引に引き寄せる。暴れる、まだ暴れる。最後までギブアップしない元気な雷魚。今度は俺がアシストし無事ランディング。





キレイな蛇柄の雷魚であった。マ〜シュさんも感無量の表情で記念撮影。「これで来年も来れます」正直な感想だろう。
パラダイスと聞いていた○○県、しかし現実は厳しかった。何度も心が折れそうになったと思う。しかし終わってみれば桃池への移動がマ〜シュさんを最後に奮い立たせたのだという。車の中でウトウトしていた。ハッと我に返ったとき「このまま終わってはいけない」と思ったのだという。
そして連発池に戻ってからは俺が釣ったときと同様リアルに雷魚が釣れるシーンを想像することができたのだという。

時刻は17:40、終了間際、まさにギリギリのドラマ魚であった。サイズは実寸72.5cmで大型とは言いがたいが我々にとってこれはBigBite以外の何者でもなかった。

残すはあと一名。なんとか釣って欲しい。盛三よろしく暗くなるまでやってもいい。なんとか一本。しかしその後もアタックがあるのは劇場的マ〜シュフロッグばかり。フッキングミスで惜しくも二匹目を逃したマ〜シュさん。時刻は18:30を回りもうフロッグが見えなくなってきた。俺は一人先にストップフィッシング。二人を見守ることにした。

そして数分後マサシ氏の口から「ラスト一投!」の声が。だが、2日間とも死んだように眠り続けていたマサシ氏には残念ながら最後のドラマは準備されていなかった。結果は俺とマ〜シュさんがそれぞれ一匹ずつ。マサシ氏は今年捕るはずだった雷魚を来年に貯金する結果となった。是非来年は一本余分に釣って欲しい。(意味不明)

こうして2006雷魚遠征は幕を閉じた。帰りの車中俺達は今回の釣行の結果をふまえ数々の反省点や来年への戦略などを話し合った。(そしてその時マサシ氏は後席で爆睡していた)釣りにも二年目のジンクスというのはあるもので、欲の無かった一年目よりも大きな目標を掲げた二年目はまさに惨敗と言っていい結果だったであろう。しかしそんな厳しい状況の中でも最後まで折れない心、諦めない気持ちが結果を生んだことは非常に大きい。来年はもっと謙虚な気持ちで臨みたい。全ては初日の午前中なのである。そこで一本捕れればあとの展開が楽になる。余裕を持ってライギョゲームを楽しめるはずだ。

そしてまた来年、あの店で蛾次郎の写真を見る事になるだろう。










皆様お疲れ様でした。


☆今回のおさらい☆
んー、やっぱり釣りは集中力です。と、体力かな?ボクには2人にある前出の2つの要素が全くありませんでした。今年は何か集中しきれてないですし、かなり体力が落ちているのも事実です。来年は事前に何処かの人の様に運動して体力を付けて痩せた方がいいですね。とにかく釣り場に行って寝てるようじゃダメです(反省)
  • マ〜シュ(2006/07/15 01:26)
    >Iさん
    う〜ん、ドラマチックでしたね。でもちょっとカッコよすぎです・・・(^^;)

    >マサシさん
    今回ヒサビサにIさんに会って、体力って大事だな〜って思いましたね。ライギョなんて特に炎天下だし、大変ですよね。
    三十路も半ばを過ぎると、身にしみます。。。
  • マサシ(2006/07/17 21:58)
    >マ〜シュさん
    お疲れさま&お見事でした!来年も必ず行きましょう!
    体力付けておきます...泣

■2006年07月13日(木)  第二部【DAY2・執念】
えー、何時もと違うスクイッドでお届けしております。この暑さの中、非常にアツクルシイ文章が続いて苦痛だとは思いますが、コレを含めてあと2回です。我慢して下さい(笑)。

それでは行きましょう!第二部です。





AM7:00 携帯のアラームにて起床。身支度を整え、AM8:00ホテルをチェックアウト。ホテルの目の前にあるコンビニで朝食を買い込み、三連池までの移動中に食事をすませる。9時前には三連池に到着しあらためて池の全容を確認するといかにもという雰囲気のあるフィールドである。

車を池の真ん中に止め、俺とマ〜シュさんは池の右側へ、マサシ氏は一人左側へ回り込んだ。俺が池の右側へ回りこんだのには理由があり、昨日この池を見に来たときに池の右奥で捕食音を数回聞いたということと、車を止めた位置にインレットがあり、そこから見て池の右奥に取水詮とオーバーフローがある。

つまり池の真ん中から右方向に向かって水は動きやすく、水通しが良いということになるのだ。それぞれ竿を振りはじめるがやはりなかなかアタックは無い。そうこうしているうちに真反対で釣りをしていたマサシ氏がアワセた。残念ながら食い込まずフロッグが吹っ飛んできたようだった。雨が降り始めいったん車へ戻る。

そこでマサシ氏に話を聞くと左奥でも捕食音は聞こえるらしく魚の気配があるらしい。10分程度で雨が止みリスタート後三人で池の左奥へ。確かに際奥のもっとも水がよどんだワンドから音は小さいが捕食音が聞こえる。しかしマサシ氏が狙っていたのはそのワンドではなく、ワンド出口の張り出しからまっすぐ沖へフロッグをキャストし、ヒシの濃いところと薄いところの真ん中あたりであった。マサシ氏のすぐ隣で釣り始めたマ〜シュさんにもアタック。しかしアワセには至らない控えめなアタックだった。その後何度か同じ場所でマ〜シュさんにアタックがあったものの釣果にはつながらず、いずれも小さい雷魚のものだと思われた。雰囲気はいいのだ。雷魚もいる。デカイやつもいるであろう。はやり天候なのか。




コンディションさえ良ければとてつもない大爆発をしそうなこの池。それだけのポレンシャルは秘めているであろう。しかし現実は厳しい。このままこの池にとどまっても釣果を得られるかどうか。連発池へ移動を決断。日が変わり朝雨も少し降ったが徐々に天気が回復しつつある今日、水温上昇に伴い雷魚の活性が上がることを期待しての移動であった。連発池に到着し早速竿を振りはじめる。はたして劇的な変化はあるのだろうか。残念ながら昨日の続きのような感じであった。アタックしてくるにはしてくるのだがいずれも単発で後が続かない。しばらく続けてみるのだがどうにも釣れそうな雰囲気ではない。

時刻もちょうど昼になり、昨日と同じ店で昼食をとる。食事を取りながら残された半日の行動について議論する。マサシ氏は早くも諦めの境地にあったようで、ジタバタせずに討ち死にするなら連発池で・・・という感じの意見。
マ〜シュさんは去年の状態を知らないのでどうしてもアタックが最も多く二日間で回った池の中でもっともつれる確立が高いと思われる連発池に腰をすえることを希望した。俺はというと去年のあの驚愕の連続アタックを経験しているので「ここのポテンシャルはこんなものじゃない」「きっと他にコンディションの良い池があるはずだ」という思いが強く、このまま連発池でこの二日間の釣行を終えることに納得できないでいた。

ただし、今からどこへ池を探しに行けば良いというのか。この界隈の池はほとんど見た。もっと西の方へ行くというのもひとつの手ではあるのだが移動時間がかかりすぎることを考えるとあまりにもリスクが高すぎる。自分の中で消化しきれない思いが思わず口をついた。「このまま連発池で粘ったら釣れる可能性はある。でもこの状態じゃ三人とも釣れる可能性は無いぞ。」と。

しかしそうは言うものの・・・ほかに良いプランがあるわけでもなく、結局連発池周辺のまだ見ていない何箇所かをチェックしてから連発池へ戻り、この池に全てを賭けることとなった。地元名産店を出て何箇所か池を回ってみたが今更これといった収穫も無く結局連発池へ戻ってきた。午後一時をまわった頃であろうか、再び竿を持って池に向かう。

俺は絶対に一本獲るために、○○県へまで来てボーズだけは免れるためにここまでの一日半の状況を思い返しキャストするフロッグを選んだ。雷魚の食い自体は浅い。しかもアップテンポなアクションに対して明らかに追いついて来れていない。
要するに見せる時間と食わせるタイミングを多く作ってやらなくてはならない。今までのズル引きをシェイクのコンビネーションはやめてシェイクしながらゆっくりズル引き、1キャスト中のポーズの回数を倍にする。しかしこれだとゆっくりフロッグを移動させる分ヒシとフロッグの摩擦音が小さくなり結果アピールが不足する。そこでそれまで使っていたノーマルウエイトチューンのフロッグからフリーシンカー仕様の重チューンのフロッグに変更した。この選択がズバリ的中することとなった。

キャストを開始して20分程度の間に立て続けに俺のフロッグに4回アタックがあった。絶対に釣ってやるという気持ちから自分でも集中力が極限に高まっているということがわかった。フロッグをアクションさせながら今、その瞬間に雷魚がヒシを割ってフロッグを捕食するシーンをリアルに想像することができた。釣れるのは時間の問題・・・そんな自信が自分の中にはあった。
そして池の中央部まで遠投したフロッグを半分まで引いてきたとき「バホッ」という捕食音とともにヒシのカバーに穴が開きフロッグが消えた。


「!!!」


思い切って竿をあおると魚の重みと強烈なヘッドシェイクが手元まで伝わってきた。


「おっしゃぁぁぁぁぁ!!」


ついに・・・ついに来た。しかし雷魚も抵抗しヘッドシェイクしなが水中へもぐり藻だるまになってしまった。一瞬あおった竿がびくともしなくなった。ここで糸のテンションを緩めたらバレる。そう思った私は竿の強さを信じ竿を腰だめにしたまま全体重を後ろへ落とし、同時に数メートルそのまま後へ。すると団子状になったヒシ藻がようやく動き始めた。しかし藻だるまになった雷魚は重くなかなか近づいてこない。必死でポンプリトリーブを繰り返し少しずつ寄せてくる。
ここから見ると団子状のヒシ藻しか見えない。途中で少し暴れたがその後は大人しくなりただ重いだけ。はたして雷魚はその中にいるのだろうか。

足元まで引き寄せ覗き込むとそこにはしっかりとフロッグを銜えた雷魚がいた。あと一息、ここでバラしては元も子もない。
クリークシューターのパワーに任せて強引に藻だるまの雷魚を引き抜く。近くにいたマ〜シュさんがラインを持ってアシストしてくれた。


「おっしゃぁぁぁぁぁ!!」


のどかな田園風景にコダマする二度目の雄叫び。ついにボウズ脱出であった。田んぼの草むらまで雷魚を連れて行き、そこでフックをはずし記念撮影。






手測でおよそ70cm。目標の80cmには遠く及ばないものの苦労して捕った一匹の価値は計り知れなかった。これで帰れる・・・正直な気持ちだった。
左手にかかる雷魚の重量感はなんとも言えず嬉しいものだった。やはり最後まで諦めるものではない。まさにここ一番で最大限の集中力を発揮した成果であった...







ふぅ...やっと魚が釣れたようです。しっかしこのブログ、多分全文読んでいるのは


マ〜シュさんだけ。


のような気がするのはボクだけでしょうか?笑


では明日、第三部完結編です。
  • マ〜シュ(2006/07/13 23:29)
    う〜ん、細やかな描写に走馬灯のようによみがえります(^^)
    このころは辛かったな〜うんうん…(しんみり)…で、やっぱボクだけ?笑

■2006年07月12日(水)  第一部【帰ってきた素人雷魚マン】
みなさんわんばんこ。

さて、前回も予告してたように、雷魚遠征に行って来ました。


が!



あまりのショボさに書く気もウセまして...泣 同行したI君が「書いてみたい!」と言うので、釣行記を書いて貰いました。

ええ、決して手抜きではありません(ナイナガラ並みの滝汗)

それではI君、任せたぞー!





2006/7/8 23:30 
マサシ氏のデリカ号は三人のにわか雷魚マンを乗せてマ〜シュ邸を出発した。
目指すは南の方の楽園、○○県である。俺とマサシ氏にとっては一年ぶり、マ〜シュさんにとっては初の○○県遠征であった。

昨年の7月中旬、俺とマサシ氏は○○県の通称連発池で記録的なアタック数を記録し「来年も必ずここへ戻ってくるぞ」と固く誓って帰路に就いた。
あれから一年、その思いをようやく成就させるべく車は名古屋ICから高速道路へ侵入、一路西へ向かった。
昨年なんの情報ももたず○○県入りした我々にとってパラダイスであるはずのその地はあまりの池の多さで我々を苦しめた。いったいどこの池を目指せばいいのか。
とにかく池という池を限られた時間の中でランガンし、連発池を含む3つの池で好感触を得た。

今年は最低その3つの池の情報はある。前回よりも戦略的に有利ではあるのだが、今回は更なる好釣果を目指すその気持ちがもしかしたら大きな落とし穴になるのかもしれない。しかも大きな不安要素をいくつか抱えたままの出発となった。

その不安要素とはズバリ天候。ここのところ梅雨前線が日本列島南側に停滞し、そこへ台風からの湿った空気が流れ込み吸収を中心に大雨を降らせていた。予報では8日が曇りのち雨、9日が曇り時々雨ということ。前日までに振った雨と当日降る雨が雷魚の活性にどれほど影響を与えるのであろうか。

更に○○県の池はほとんどが農業用貯水池のため時折水を完全に抜いてしまうらしい。そうなるとせっかく昨年開拓した情報も全て白紙に戻ってしまうということ。
更にヒシ藻の生育状況。ただでさえ昨年よりも一週間早い釣行なのだがここのところの天候不順でどれほどヒシが去年の状態に近づいているのか。現地の情報を入手する術が皆無なだけに何一つ不安を払拭できなかったのだ。

運転を交代しつつ車は順調に東名→名神→中国道と進み、高速を降りまず最初の目的地である連発池近くのローソンへ入った。


ローソンで朝食を調達し、はやる気持ちを抑えきれず連発池へ。全ては第一投目にかかっている。昨年連発池での第一投目はなんと4連続アタック。今日、今から投げる一投目にはたしてどんな反応があるのか。

連発池が昨年発揮したポテンシャルをそのまま維持しているのならば第一投目に一年ぶりの○○県雷魚をキャッチすることも可能であろう。しかしそうでなければ・・・

連発池につく頃にはあたりはすっかり明るくなっていた。連発池へ続く道を進む。もうすぐ池の水面が見える。見えた瞬間我々はとりあえず安堵した。ヒシは少々薄めながらも池全体を覆っていた。我々はそそくさと竿を出し思い思いに第一投。アップテンポだが小刻みにポーズをとりながらフロッグをズル引き時折シェイクで誘う。どこで食ってきても不思議ではない。

この日最大限とも言っていいほどの集中力でフロッグとその周囲のヒシ藻の動きに注意を配る。次のアクションでアタックしてくるのか、次のポーズでフロッグが消えるのか・・・しかし第一投目でなにかが起きることはなくフロッグはそれぞれの足元へと戻ってきた。

気を取り直して二投目・・・反応無し。三投目・・・四投目・・・
おかしい...

第一投目からの反応を期待していたため現実とのギャップがあまりにも大きく俺は一気に不安のどん底へ突き落とされた気分だった。それでも我々はあきらめずこの池でしばらく粘ることに。なんと言ってもこの通称「連発池」が不発で終わるなど信じられなかったからである。日が昇って暖かくなればきっと...
そんな淡い期待を抱きつつひたすらキャストを繰り返した。

空は厚い雲に覆われ太陽がはっきりと顔を覗かせることは無かったがそれでも体感温度は徐々に上昇してきた。それにともないようやく雷魚が少しやる気を出し始めたのかそれぞれのフロッグに時折アタックしはじめた。
しかし期待していた去年のような終わることの無い連続アタックではなく、何かスイッチが入ると15分程度の間に3〜4発出る程度でとても「驚異的な数」とか「パラダイス」と呼べるようなものではなかった。そんな中でも三人それぞれに惜しいアタックは何度かあった。
雷魚がフロッグを完全にくわえ込んだのを確認しアワセを入れて竿に一瞬重みが乗るのだがすっぽ抜け。そんなことが何度かあった。明らかにアワセのタイミングが悪い。早すぎたり遅すぎたり。

中にはドラグが緩んでいたまま釣りをしていることに気づかず、アワセた時に初めて気がつき貴重な一匹目を取り損ねたヤツまでいた(悪かったな!byマサシ)。三人とも今年初めてのライギョゲームだったのだ。完全に感覚が失われていた。

アタックが多ければ感覚を取り戻すのも早かったであろうし、数度のすっぽ抜けも致命傷にはならなかったであろう。しかしこれほどまでにアタックが少ない現状ではまさに我々の感覚の鈍りは致命傷そのものへと直結していた。しかも泣きっ面に蜂とはこのこと。ついに雨が降り始めた。

この雨を合図にいったん連発池を離れ他の池を開拓するため移動。昨年は某インターから東へ向かったが今年は西へ向かう。西エリアの方が圧倒的に平野部に池が多い。
いくつか池を見て回ったが雰囲気の良いカバーの池はあるものの投げたフロッグにアタックはなく、時間だけが経過していった。

いくつか池を見て回ったがこれといった収穫は無く、新しく池を開拓するよりは連発池に戻ったほうが釣果が望めるという結論に至った。連発池へ戻って釣りを再開したのだが俺とマサシ氏は襲い来る睡魔に勝てず撃沈。
車の中で一時間半ほど仮眠をとった...

その間もマ〜シュさんは一人黙々と竿を振り続けた。昼近くになり私が車から出ると既にマサシ氏もマ〜シュさんと並んで竿を振っており、俺が寝ている間にそれぞれ何発かのアタックがあったらしい。俺ももう一度竿を振りはじめたが反応は無く、ここでいったん池を休ませる意味もあって昼食をとることにした。

連発池近くで○○県名物を食べに店に入る。地元でも有名な店なのか店内はほぼ満席。入れ替わり立ち代り客が入ってくる。そのときは気づかなかったのだがK-1の魔裟斗や蛾次郎、笑福亭笑餅らがこの店を訪れたときの写真が店内に飾ってあったのだ。有名人が訪れるほど有名な店らしい。

腹ごしらえを終えた我々は再度連発池へ。
竿を出しフロッグを投げ始めたのだが・・・池はすっかり変わってしまっていた。
午前中は釣れないながらもそこそこアタックはあったものの、午後になり水温は上昇傾向にあるはずなのだがまったく食いが止まってしまったのだ。我々は悩んだ挙句このままここで粘るよりも明日のことを考え今のうちに新たな池を開拓する道を選択した。とにかくカーナビーを見ながら池という池を見て回る。

去年回ったエリアに比べ今年回っているエリアの池は明らかに何らかのカバーが存在する池は多い。そしてそのほとんどに捕食音や呼吸音等で雷魚の存在が確認できた。しかしどの池も一様にフロッグに対する反応が悪い。昨年の印象では雷魚がいる池はフロッグを投げれば反応が早いというのがスレていない○○県。しかし今年回った池はどれも雷魚がいるのに食ってこないのだ。

本当に雷魚がいるのかどうかを確認するのに非常に時間がかかりランガンとは言っても実に効率の悪いものであった。それでも数箇所の池にカーナビでマークをつけ、その中から明日釣りをする池を選ぶことにした。こうして初日は全員ノーフィッシュのまま終了。
夕食を食べに行きホテルにチェックイン。21:00、疲れ果てた三人は目を閉じた瞬間眠りに入った...。







どーでもいいけどI君...



長げーよ!!!



まだ魚も釣れてないのにこんなにも書くか?普通!(汗)

まぁ、大変申し訳ないんですが、しばらく付き合ってやって下さい。次回第二部です...。


  • Storm(2006/07/13 20:47)
    Iさん、ボクと同じ”匂い”がする。。。笑)
  • I氏(2006/07/14 11:09)
    あのぉ・・・仲間宛の釣行記書いただけでここのブログ用に書いたわけじゃないし・・・長いって言われてもねぇ・・・( ̄ー ̄;)

■2006年07月06日(木)  週末大遠征
たつきちさんのロッドはイイ匂い?



ふ〜〜〜〜〜〜〜ん...



で、Stormさんのロッドはコマセ臭い?



はっはっはっはー!




と、言うことは...




オレのロッドは





イカ臭い?





こんにちわ。スクイッド@マサシです。



ま、海に行きたい行きたいと言いつつ、今週末は1年に一回の大遠征。そうです。往復1000kmの彼方へ雷魚を狙ってきます。

おおのさんの奥さんにも言われたんですが、


「マサシさんは釣り物が多い!笑」


確かに、バスに雷魚にイカにチヌ。年がら年中ターゲットを絞らずにウロウロ。器用貧乏ってはこの事なんかな?(違)
しゃーないですわねー。「釣り」が好きなんですもん。

で、肝心の雷魚なんですが、コレが結構奥が深いんです。タックル自体は8ftクラスのウルトラヘビーロッドにABUの6500C。コレにPEの8号を巻いて、後はフロッグだけと言うとってもシンプルなシステム。

PE8号って聞くと物凄く豪快な釣りをイメージされるとは思いますが、実はとっても繊細な釣りなんです。
雷魚ってのは物凄く臆病でしてね。フロッグでの誘い方一つ取っても非常に気を使うんです。
オーバーな話、フロッグを引く事による葉っぱの揺れ方一つで、食う食わないとか決まっちゃうんですねー。

だからあまりキャストはしないんですよ。余計なプレッシャーが掛かりますからねー。暑さにじっと耐えて湖面を見る...。と、パッドが「ユラッ...」と揺れる。このチャンスを逃さずキャスト!葉っぱの間をすり抜けるように引いてきて、カバーの薄い所でステイ...ステイ...ステイ....
そしてワンアクション!



「バフッ!!!!」



と、まあこんな感じです。


この瞬間の為だけに往復1000km...ええ。アホですわ笑

1年計画のこの遠征。心配なのは天気だけ。そう。天気だけなんですわー!









お願いだからもっと左の方にいってちょーだい!(嘆願)
  • バックリ(2006/07/07 22:53)
    小学生時代はライギョマンだったっすねぇ〜
    フロッグなんて洒落たルアーなんぞ買えませんから、もっぱらトレブルフック+トノサマガエルのブッコミでしたが・・・
    台風にはくれぐれもお気をつけて〜
  • マサシ(2006/07/10 02:56)
    >バックり師匠
    ただ今戻りました〜。もーヘロヘロ...
    台風は来ませんでしたが...生餌が欲しかったです笑
    もっと近くに天国が欲しいですわー

■2006年07月03日(月)  オレのブログはスクイッド
ご存知ですか?「スクイッド」って意味を。

「イカ」って意味です。決して「痛い」って意味じゃありません。
「烏賊」と書いて「イカ」と読む。昔、タンザニアにイカンガーってマラソン選手がいましたね。
こんにちは。最近、持続..いえ、持久力に乏しいスクイッド@マサシです。

って事でヒサビサにイカネタです。

先日、某釣具店でオリムピックの新しいエギング竿を見てみました。
これまでに、オリムピックは「カラマレッティ」って竿を販売していたんですが、これがナカナカ良い竿でしてね〜。2万ソコソコなんですが、しなやかで、軽いし見た目もグー。かなり良い感じで結構売れたと思います。

今回はそのシリーズの最新型。名前も



「カラマレッティーPROTO TYPE」



って事です。

市販モデルなのにプロトタイプとは...所詮ジムなのにガンダムと言い張っているようなもんです。
その虚勢を張ったネーミングもさることながら、その販売価格。定価はなーんと4万オーバー!

おいおいおい!ちょっと前作が売れたからってちょーしコイてんじゃないのぉ〜?
4万円?軟体生物ごときに4万も出せるかー!って事で、全く買うつもりはないんですが、見せてもらう事に...。



「フッ...4万にしちゃー、竿袋が前作の色以外変わってねーな。。。」



と軽く突っ込み、ケチを付けるべく本体を竿袋から出してみる。



「お...ちょっとカッコいいじゃねーか...この色具合......」



グリップは今流行りのセパレートで気に入りませんが、リールシート付近やらバット部分の色使いが絶妙。しかも前作同様大好きなエメラルドグリーン。



「...まぁ、カッコだけって事も多いしな...」



と、取り合えず2ピースなんで継いでみると...


「...」



「....」



「.....」



「............」



エギングバカ心の声
「...待てよ。今手持ち幾らだ?ん?3万か。近くに銀行あったな。うん。確かにあった。給料入ったばっかだし問題ないか?いや、待てよ、今週末は雷魚ツアーに行く事だし、その後には野尻ツアーも控えてるから金がいる。いかんいかん、ここは大人しく...いや、そういやボーナスが来週入るじゃん!それでなんとか行けるんじゃないか?でも、ボーナスはおおのさんのヘコヘコ竿か雷魚ロッドを買う為に使うんじゃなかったんか?それにジギングリールも買わなきゃアカンし、やっぱここはグッと我慢が必要か?いやいやいや、手持ちの竿を売れば1万以上にはなるだろ?こいつでなんとかイケるのでは?んじゃ細かく計算をしよう。今手持ちは幾らだ?ん?3万か...(以下ふりだしに戻る」



30分経過...



携帯「プルルルルル..プルルルルル...」





ハッ!!!(|| ゚Д゚)





アブねェ...イッちまう所だった(大滝汗)


携帯の着信音で我に返り、結局欲望を耐えに耐えて買わなかったんですが、エエです!このカラマレッティーのプロトタイプ。
2万円台なら1000%即イってましたね(笑)。
他社にない軽さとしなやかさ。秋イカには良さげな感じです。


あ、そうそう、ここで一つアドバイス。

エギング竿について。

ここのホムペをご覧の方々はバス中心の方々ですよね?と、いう事はエギングをするのしてもデカバスシーズンの春先はイカには見向きもしないでしょう(笑)。で、当然秋の数釣りシーズンにイカに行く事になります。そこでお勧めなロッドは8ftの柔らかめのエギング竿です。

さて、理由ですが、長さに関しては以前のブログにも書いたように、シャクリの高さを出す為に最低8ft。硬さですが、春先のデカイカに対しては、4号とか大きいエギを使う為、さらにデカイカの硬い足(手?)にしっかりとフッキングさせる為にヘビークラスを使用することがあります。

が、秋の子イカ数釣りシーズンには2〜3.5号のエギを使いますし、小さいイカの足は柔らかいので硬い竿でフッキングすると切れちゃうんです。って事でMクラスの柔らかい竿で充分なんです。
小さいエギは動きも鋭いので、柔らかい竿でのシャクリでも充分動いてアピール出来ますんで問題ないです。
また、結構イカって獰猛なんですが、同時に臆病でしてね。エギをちょっと掴んで違和感があると離しちゃうんです。硬い竿だとティップが入らないんで、柔らかい竿でエギを持って行かせて一呼吸ロッドティップと言うかロッド全体の柔らかさで送らせてフッキングってのが出来ればバッチグーです。
まぁ、ロッドへのアタリの前に、ラインででアタリを取るのが基本ですけどね。

と、言う事でワタクシがお勧めするエギング竿のエントリーモデルはこちら。


「メジャークラフト・トリプルクロス TC−832E」


「オリムピック・カラマレッティ GOCS−832M」


「がまかつ・コーストラインEGチューン S82MH−F」


ってとこですかね?上記の竿は値段の割に良く出来ていて、エキスパートの方でも充分な性能ですし、店頭でも結構リーズナブルでお勧めですよ。

けど、

「オレは金持ちだ!最高級なのを薦めてくれ!」

ってお方が見えたら速攻でメール下さい。色々ご相談しましょう(笑)
  • 裏BOSS(2006/07/04 17:52)
    待ってました!このブログっ♪
    とにかく、あんたならコレ!って竿を1本選んでください!
  • エギンガ(2006/07/04 22:24)
    僕なんてプラスチックガイドだぜ。(笑)
  • マサシ(2006/07/05 23:33)
    >裏BOSSさん
    なんだか硬い竿がお似合いになりそうですね。激アツ店
    で出物があったらご連絡しますわー。
    でも、フェンウィックからはエギング竿は出てませんよ笑

    >大師匠
    あれなんでプラ製なんすかね?笑 でも、あのメーカーの竿はしなやかでエエですよね〜。プロトタイプはエエっすよ!今度お店で振ってみて下さい。

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