■2009年08月15日(土)
我慢比べ
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皆様おひさし鰤です。
それにしても夏らしくなってきましたね〜。 思わず暑い!と言いたくなりますが、会社のウチの課ではコレが禁止なんです。
なんでかと言うと、少し前にですね、ウチの課の若いモンが会社で
「暑い...暑い...」
と連発してやがったモンで、
「夏は暑いのが当たり前!我慢できんのかー!」
立て続けに
「お前らな、戦争中にはクーラーも扇風機も水も無い熱帯のジャングルで、日本の兵隊さん達は戦ってたんだぞ。それを思えば貴様たちの仕事なんてぬるいわー!」
と怒ってやったんすわー。
大体、今時の若いモン(このフレーズ嫌い笑)は我慢が足りない!すぐに「暑い」とか「寒い」とか「無理です」とか眠いとか弱音をコキやがります。
それにですね、政府が先頭に立ってやってる「クールビズ」。なんすかありゃ。 暑いのを我慢すりゃエエんすよ。我慢!我慢!辛抱たりーん!
ウチの会社も今の時期はノーネクタイでオッケーなんて言うもんだから、逆に意固地になってボクはネクタイしてるんです。
で、取締役に「ネクタイ外さんのか?」と言われたんで、
「サラリーマンにとってネクタイは武士の刀と同じ。暑くても外しません!」
と言い切ってやったら
「お前のその考え方が暑苦しい」
と言われた時代錯誤の原人ですこんにちわ。
さて、暑苦しい前フリから皆様に突然質問しますが、
ゲンタツ
って知ってます?
ゲンタツってのは決して「厳しいたつきちさん」ではなく(いや、ある意味釣りに関しては厳しいかも笑)、ましてや、天然パーマで赤毛の子供に
「う、動くぞこいつ!」
とか言われてサイド7の大地で「源さんが立つ」わけでもありません笑 字としては
玄達瀬
と書きます。
日本海の三国沖、40kmぐらい離れた所にある「瀬」なんです。
瀬といってもその規模たるやハンパじゃありません!水深300mぐらいから一気に水深20mほどまでかけ上がる水中の山なんです。 広さもちょっとスゲーです!縦は約18km!幅は約7km!細長く伸びています。
ちょっと広すぎてバサーの方々には理解し難いので、見慣れた所の地図で示して見ましょう。
葛尾崎です。標高293mなので、高さ的にはピッタリ。5kmスケールですが、どうです?玄達瀬は18km×7km。玄達のデカさがわかるでしょ?
当然、魚もストックが多いんですが、禁漁期間が設けてありまして、毎年6月〜8月中旬しかジギング出来ないんです。
で、昨年から夏場はいざ玄達!って感じで行ってはいるんですが...
そう。お気づきの方はすでに感じていることでしょう。ボクのブログには今まで出て来ていない事を。
玄達瀬の別名は
厳達瀬
とも言います汗
メータークラスのヒラマサ/ブリは確かに狙える。過去3〜4回は行ったでしょうか。今もって青物を釣った事はございません!したがって釣果報告もした事はありません泣
言い訳をすると、水深300mオーバーの日本海にある山。当然潮と言うか海流は バンバン流れる事もある訳なんですが、その反面、当たる日と当たらない日がはっきりしていまして、なぜかボクらが行く日に限って潮が悪い。自分だけ釣れないなら腕のせいですが、他のジギング船も全くと言うほど釣れていないんですわ。
今年も既に一回行きましたが、船中青物はゼロ。朝一に大師匠が一発バラしただけで終了。 確かに厳達なんですね〜。
エキスパートジギンガーの某○海おやじさんも5回連続とか食らった事もあるとか...
前日の夜中から三国に向かい、睡眠不足の上に真夏の炎天下で照り付ける太陽、無風ピーカン、水深100mほどから200gのジグを一気にシャクり上げ、これを朝6時から夕方5時まで。
そう。かなり体力的にも釣果的にもかなりキツいんです。
だが、
それがいい。
この時期玄達にチャレンジする連中は完全無欠のMです爆 やられてもなおやられても行ってしまう玄達。 どこが魅力なのか未だにわかりませんが、とりあえずまた来年もいってみようと思います(解禁は8/15まで) | | |