琵琶湖・入鹿池にて相次いでボート転覆  1999年3月12日 更新

 

冒頭の通り悲しいニュースのお知らせです。琵琶湖では3月7日入鹿池では3月10日にバス釣りに向かった人のボートが転覆しそれぞれ1名ずつの方が亡くなりました。

 

新聞の記事内容

琵琶湖の事故:7日午後1時半頃、滋賀県西浅井町大浦沖約200mの琵琶湖で、釣りに来たまま6日から行方不明となっていた会社員がライフジャケットを着たまま湖面に浮いているのを、捜索中の漁船が発見した。木之本書の調べでは、会社員の死因は凍死で、小型ボート(全長約2m)で釣りをしていたらしい。その会社員は6日午前4時頃「琵琶湖へ釣りに行く」と言って自宅を出たが、夜になっても帰宅せず、家族の通報で、同署と地元漁協などが捜索していた。滋賀県では5日午前〜6日夕、全域で強風注意報が発令されていたとのことです。

入鹿池の事故:10日午後5時頃愛知県犬山市内山の入鹿池で、ブラックバス釣りに来た学生2名が乗ったボートが転覆。1名は自力で岸辺に泳ぎ着いて助かったが、大島さんが行方不明になり、警察と消防で捜索したが発見できず、同日午後11時、いったんうち切った。11日朝から再会する。犬山署の調べでは、二人は午後4時頃貸しボート店でボートを借りた。池の中央付近(水深約4m)で一人が釣り糸を投げ入れようと立ち上がった際にバランスが崩れて転覆したらしい。二人ともライフジャケットを着用していなかった。二人は大学の友人。大学は春休み中で入鹿池には始めてきたという。同池はブラックバス釣りで知られ、休日には愛好者で賑わうが平日のこの日は少なく、当時は二人のボートだけが池に出ていた。貸しボート店8軒でつくる入鹿池貸しボート組合では、ライフジャケットも貸し出して着用を呼びかけている。二人がボートを借りた店によると、明るいうちに戻るよう声をかけてライフジャケットを勧めたが、二人はもっていかなかった。同組合によると、日頃からライフジャケットをもって池に出ても着用しない人が目立つという。

 

琵琶湖での事故の転覆状況は分かりませんが入鹿池での事故は言語道断です。ライフジャケットも着ずに湖に出るとはボート小屋の指導の徹底もしっかりしていなかったようですが自分の命が惜しくないのでしょうか?ましてや入鹿池で使われるようなカヌータイプの船は転覆しやすいです。もうちょっと考えた行動をとっていただきたいです。

琵琶湖の方ですがはっきり言って琵琶湖の冬から春にかけての天候はかなり危険です。特に湖北においては水深が深いため波の波長(波の高さ・間隔)が大変長く20ftのバスボートでもかなり危険です。またこの時期に琵琶湖は水温も10度前後と大変低く早期発見がなければ確実に凍死します。相手は自然です。我々の想像以上のことが起こり得ます。2度とこんな事故の内容みなさん以下のことに特に気をつけて下さい。

またこういった事故が続くと釣り禁止になったりします。(池原ダムのスロープが閉鎖されたのはスロープから車が転落3名が死亡したためです。)ただでさえ各方面でバスフィッシングのモラルが問われているときです。是非気をつけて下さい。また最後に2名のご冥福をお祈りします。

 

 

以上。書きたいことか書せてもらいました。みなさんもくれぐれも気をつけて下さい。みなさんのご意見があれば掲示板にご記入いただくか私にメール下さい。みなさんの意見としてページにアップさせて頂きます。

 

  戻る