◆琵琶湖最新情報◆

５月２７日更新

５月の琵琶湖

●ゴールデンウィーク中

湖北エリアは、４月の絶不調がそのまま継続していて、特にボートからのアングラーはかなり釣れていない状態であった。

　それに比べ、南湖エリアに関しては、中部バスプロ連合の富田哲也プロ（ゲーリーヤマモトチーム）、矢野勝也プロ（東レソラロームチームセントラル）などが、西岸インサイドウィードエリアを中心に、４５ｃｍ前後のグッドサイズばかりを、1/16ozジグヘッドリグなどのライトリグ主体でコンスタントに釣っていたのと、同じく、相羽純一プロ（東レソラロームチームセントラル・バックラッシュチーム）は東岸シャローウォーターエリアのマンメイドストラクチャーリーズ絡みで爆発、赤ノ井沖のウィードフラットエリアも突然の開花か？バイブレーションプラグ等などで、デカバスサイズが出ていた。

●ゴールデンウィーク明け

　7日の日曜日の雷雨明けと共に、長浜を中心とした東岸エリアがやっと動き出した。やっと・・・陸っぱり、ボートアングラー共々、４０ｃｍ前後が特にスピナーベイト、ノーシンカーリグなんかに反応していた。湖北下エリアは、シャローウォーターエリアに待ってましたのごとくバスが一気に入り出した。僕もこの週は２日間ガイドをして湖に出たが、真野〜和邇エリアは“おい、こんなの有りかょー！！”って位の超ウルトラネスト釣り大会と化していて、見るのも“こんなんでいいのー！！”とイヤな気分で回転君系バス（オスバス＆メスプリスポーンバス）を狙って、両日４８〜５０．５ｃｍ数本をライトリグ、バイブレーションプラグ（風が強いとき）でゲット。南湖でも時間をかけたが、非常に釣り辛くなっていて、シャローウォーターエリアでは、３５ｃｍクラスがポロ、ポロッと釣ったが、これと言ったキモは分からなかった。２日間のガイドデーにはここ３年釣っているポストスポーンスポット（木ノ浜一号沖）で、ビッグサイズバスを数本ゲット。その中の一本は６１ｃｍのラージマウスバス（南湖のこのクラスはほとんどフロリダバス）であった。まぁ全体としても日ムラの有るノリで、釣れると時と、釣れない時の差が激しかった。

●５月後半

　琵琶湖全体に動いているが、非常に全体数が少ないのを実感している。南湖は再来と言うか、リーズ絡みでデカバスがラッシュしていた。２４日のジャパンＡＪＢプロトーナメントでも、上位者のビッグウェイトが結構出ており、優勝者の中島（同じステージと言うマリーナの仲間）のディープホールを除いては、ほとんどシャローウォーターエリアのリーズ絡みでのバスが多かった。北湖は、２１日のＮＢＣ愛知チャプタートーナメント時にはリーズ絡みの35ｃｍクラスパターン、２．５ｍライン位のウィードインサイド寄りのポストスポーンバスがウエインされていたが、それも一週間後には釣れなくなっていた。今後も著しい早い展開が予想され、それに対応していく事がキモであろう。

サトシン